2008年2月13日水曜日

掲示板「梁山泊」過去ログデータ 108

番組と書物と 投稿者:享安山人 投稿日:2006年12月26日(火)00時19分39秒
きょんじゃさん、樹々の緑さん、こんばんは。

>アジアプレスからの
お知らせ有難うございます。録画して視ようと思います。
公式放映がおよそ信頼できない北朝鮮では、このような形での取材は
文字通り命懸けの貴重なものですから。

>もう読まれましたか?
インターネット書店で存在は知っていたのですが、まだ読んだ事はありません。
今度金銭的余裕ができれば(結構懐具合は厳しいので)買うつもりです。

>どのような信仰であれ、それが本当に、名もなき人びとのささやかな生活を守ることに命>を懸けるのなら、地上の問題では、固い連帯を作ることができると信じています。
ここに集われる方々に共通して持つ事のできる認識だと思います。
主義主張の差異を乗り越えて個々人の平和でささやかな生活を守っていきたいものです。


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Re:皇室「タブー」につき 投稿者:樹々の緑 投稿日:2006年12月25日(月)23時41分52秒
 金さん、享安山人さん、みなさん、こんばんは。

 最近になって、以前から気になっていた板垣恭介『明仁さん、美智子さん、皇族やめませんか 元宮内庁記者から愛をこめて』(大月書店2006年1月20日第1刷発行)を読むことができました。かなり近くにいる人物からの、かなり客観的な記録と提案だと感じました。著者は必ずしも自称「評判のよい人物ではない」ようですが…。
 享安山人さんは、もう読まれましたか?

 立場が違っても、人として感じている問題は、その取り上げる側面が違ってくるだけで共通するものではないかと、改めて思わせられたものです。

 私は、三浦綾子さんの『道ありき』『この土の器をも』『光あるうちに』『塩狩峠』『ひつじが丘』を読むうちに、真面目なキリスト者が、弱き者、虐げられた者、苦しみを背負う者に寄り添おうとしている存在であることを理解しました。

 しかし同時に、三浦綾子さんがどうして晩年『銃口』のような作品を書き残されたのか、を考えると、それには、単なる信仰の力だけではなく、お連合いである三浦光世氏の営林署での労働の経験だとか、なによりもまず、故前川正氏と、彼を取りまく当時の政治状況の影響が、非常に大きいと感じました。そうした世俗的な世界で最も近しい関係にあったのは、たぶん、社会主義者ではなかったかと思います。三浦さんがその人格の根幹を形成された時代、(科学的)社会主義は、世の中の矛盾を根本的に解決する政治思想として一世を風靡していたと思うからです。星野富弘さんとの対談の中でも、そうした時代の政治的背景と環境の違いは、両者の発言に読み取ることができると感じています。もちろん、これは、私個人の勝手な印象に過ぎませんが。

 どのような信仰であれ、それが本当に、名もなき人びとのささやかな生活を守ることに命を懸けるのなら、地上の問題では、固い連帯を作ることができると信じています。あの高遠菜穂子さんだって、マザー・テレサの許で仕事をしていた時期があったのですから。そしていま、考えもしなかった日本国憲法の問題を考えていらっしゃるというのですから…。


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アジアプレス 番組紹介 投稿者:きょんじゃ 投稿日:2006年12月25日(月)22時23分6秒
アジアプレスからのメール内容を転載します。

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緊急生スペシャル

「 “お前は誰だ”金正日が怖れる男…リ・ジュン
  ~北朝鮮人ジャーナリストが伝える祖国の本当の姿~ 」

  日本テレビ系列
  2006年12月28日(木)18:30~19:58
(番組編成上、放送日は変更する場合がございます)


司会:徳光和夫/井田由美 サブキャスター:馬場典子
解説・通訳:石丸次郎
パネラー:テリー伊藤/黒田福美/前田日明/中川翔子


リ・ジュン:90 年代、北朝鮮を襲った大飢饉で父と妻が餓死。 息子と母…残る家族と
「生きる」ために国境の川、豆満江を越えて中国に脱出。そのとき出会った石丸次郎に影
響を受けジャーナリストになることを決意。再び北朝鮮に戻り取材活動を続けている。世
界でただひとりの北朝鮮人ジャーナリストだ。

番組:1970年代から今年までの北朝鮮の状況をみながら、リ・ジュンの波乱万丈の人生を
実録と再現で構成。北朝鮮人リ・ジュン自身が撮影した北朝鮮国内映像が伝える祖国の本
当の姿。そこから見えるものとは。

日本テレビ 番組ホームページへのリンク(動画映像つき)
http://www.ntv.co.jp/sunday/scoop/


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Re:御回答に 投稿者:金 国雄 投稿日:2006年12月25日(月)21時42分59秒
 享安山人さんへ

> 下記のクリスマスイヴの祈りについてですが、ナチス時代にヒトラーに迫害され
> 強制収容所に入れられたマルティン・ニーメラー牧師を念頭に置いています。
> 第一次大戦時はUボートの艦長でしたが、戦後聖職に就いた人物です。
> 彼は直接ヒトラーと激しく論争したことがあったのですが、
> 二度目のドイツ敗戦直後、繰り返し夢を見たそうです。
>
> 「ヒトラーに正しく福音を語らなかった責任を神に問われつづけた」という夢を。
>
> 医学的にはニーメラーの抱いていた意識が表に出た、ということかもしれません。
> しかし私はそれを神からの語りかけと見ます。


 享安山人さんの文章で私は「コルチャック先生」を連想しました(聖職者では
ありませんが)。

日本コルチャック記念実行委員会のホームページ
http://www5.ocn.ne.jp/~jkmc/
ヤヌシュ・コルチャック(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%8C%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AF

> 愈々今年最後の一週間となりました。(厳密には大晦日が来週ですが)
> どうか御元気でお過ごし下さい。

 享安山人さんにも良い年をお迎えください。

 それでは。
  金 国雄 拝


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追記と訂正 投稿者:金 国雄 投稿日:2006年12月25日(月)21時29分33秒   編集済
 同じく、

 「本誌主催の緊急市民集会(11月19日)での皇室パフォーマンスの一部を
批判した『週刊新潮』(12月7日号、11月30日発売)の記事を発端とした一
連の経過と対応、見解文書をまとめるに至った経緯については、本誌12月2
2日号で紹介しました。」

 とありますので、水曜日にでも週刊金曜日の該当する記事を読んで見ます。

 また参考までに「皇室タブー」について。

菊タブー(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%8A%E3%82%BF%E3%83%96%E3%83%BC

 「中日新聞」を「東京新聞」に訂正。

 それでは。
  金 国雄 拝


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Re:御回答に 投稿者:享安山人 投稿日:2006年12月25日(月)21時28分26秒
>「他言無用プロジェクト」のサイトに関しては良く分からないのですが、
>「週刊金曜日」では謝罪文が載っている関係、いまのところ「上記のパフォ
>ーマンス」が何をさすのかハッキリしないのですが、「中日新聞」の記事で
>取り上げられたような(「親王殿下に見立てた猿の人形を「放り投げる」よ
>うな芝居があったかどうかは別として)、人権、プライバシーの侵害があっ
>たものと思います。

『週刊金曜日』に主催者側としてそういう認識があるということですね。
有難うございます。

愈々今年最後の一週間となりました。(厳密には大晦日が来週ですが)
どうか御元気でお過ごし下さい。

下記のクリスマスイヴの祈りについてですが、ナチス時代にヒトラーに迫害され
強制収容所に入れられたマルティン・ニーメラー牧師を念頭に置いています。
第一次大戦時はUボートの艦長でしたが、戦後聖職に就いた人物です。
彼は直接ヒトラーと激しく論争したことがあったのですが、
二度目のドイツ敗戦直後、繰り返し夢を見たそうです。

「ヒトラーに正しく福音を語らなかった責任を神に問われつづけた」という夢を。

医学的にはニーメラーの抱いていた意識が表に出た、ということかもしれません。
しかし私はそれを神からの語りかけと見ます。


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Re: 皇室「タブー」につき 投稿者:金 国雄 投稿日:2006年12月25日(月)21時04分5秒   編集済
 享安山人さん、こんばんは。

> とある方によれば週刊新潮で伝えられたような
> 親王殿下に見立てた猿の人形を「放り投げる」ような芝居はなかったとの事です。

 いま「週刊金曜日」、「他言無用プロジェクト」(?)にあたったところでは、

『週刊金曜日』発 読者のみなさまへ
http://www.kinyobi.co.jp/MiscPages/minasamahe061222

「しかし、上記のパフォーマンスは、人権およびプライバシー上、一部の表現に
行き過ぎや不適切な言動があったことで、誤解や不快の念を生じさせてしまいま
した。集会主催者として配慮を欠いたことを率直に反省しおわびするとともに、
今後開催する集会等の運営には十分に留意をして参ります。」

他言無用プロジェクト
http://www.st21.co.jp/tagon/

「12月15日に予定しておりました名古屋公演は、かかる状況に鑑み中止と
させていただきます。」

 とあります。

 「他言無用プロジェクト」のサイトに関しては良く分からないのですが、
「週刊金曜日」では謝罪文が載っている関係、いまのところ「上記のパフォ
ーマンス」が何をさすのかハッキリしないのですが、「中日新聞」の記事で
取り上げられたような(「親王殿下に見立てた猿の人形を「放り投げる」よ
うな芝居があったかどうかは別として)、人権、プライバシーの侵害があっ
たものと思います。

 それでは。
  金 国雄 拝


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Re: (無題) 投稿者:金 国雄 投稿日:2006年12月25日(月)20時35分10秒
<今日目にしたところより>

北朝鮮の違法行為の証拠、金融協議で米国が提示せず(聯合ニュース日本語版)
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006122500200
クリスマスにケーキ、食べる世帯は1割程度?(聯合ニュース日本語版)
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=032006122203700
金総書記、米誌タイムの「2006・主要人物26人」に選定(中央日報日本語版)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83059&servcode=500§code=500
北の団体「07年は反ハンナラ党闘争の年」(中央日報日本語版)
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=83051&servcode=500§code=500
ソウル「光の祭典」(朝鮮日報日本語版)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/25/20061225000023.html
戦没者追悼:明仁天皇「歴史認識にプラスになることを望む」(朝鮮日報日本語版)
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/12/25/20061225000016.html
金桂寛次官「金融制裁解除なら核凍結の論議開始できる」 本紙と単独会見(東亞日報日本語版)
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006122521558
「凍った道路も問題なし」(東亞日報日本語版)
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2006122519778
北朝鮮を巡る諸問題への当面の対応方針(秋田県知事公室総合防災課)
http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1167013019894/files/taiouhousin.pdf
主張 日本の国連核決議 なぜ実効的廃絶措置求めない(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-23/2006122302_01_0.html
6カ国協議 実質的論議入れず 北朝鮮、「金融制裁」に固執(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-12-23/2006122307_01_0.html


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皇室「タブー」につき 投稿者:享安山人 投稿日:2006年12月25日(月)20時21分30秒
>右翼抗議 皇室劇中止の舞台裏 タブーに挑戦 下品さで自滅
>http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061219/mng_____tokuho__000.shtml

こんばんは。
とある方によれば週刊新潮で伝えられたような
親王殿下に見立てた猿の人形を「放り投げる」ような芝居はなかったとの事です。

私自身は、過去はともかく本当に現在「タブー」などあるのか疑問に思います。
書店へ行けば昭和天皇の戦争に関する罪責を問う史書や
天皇制そのものを批判する書、御病気の雅子妃殿下への中傷まがいの記事を載せる週刊誌、
それらが棚に並んでいます。
メディアは自分で自分を縛る鎖を作っているのではないか、そう思います。


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(無題) 投稿者:金 国雄 投稿日:2006年12月25日(月)19時17分23秒
 <今日目にしたところより>

 東京新聞HPの特報欄から次の記事までを今日は読んでいたところです。

特報
http://www.tokyo-np.co.jp/tokuho/

新型結核 薬効かない 自然治癒しかない
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061224/mng_____tokuho__000.shtml
右翼抗議 皇室劇中止の舞台裏 タブーに挑戦 下品さで自滅
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061219/mng_____tokuho__000.shtml
ベネズエラ・チャベス大統領 人気の真相 圧倒的貧困層トコトン支援
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061210/mng_____tokuho__000.shtml
外国人地方参政権 自民リベラル派の『苦言』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061204/mng_____tokuho__000.shtml
防衛『省』法案 成立すると… 『戦地出張』 闇では脈々
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061202/mng_____tokuho__000.shtml
日本版NSC 究極の狙いは
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061123/mng_____tokuho__000.shtml
『ナイチャー』が見た沖縄知事選
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061118/mng_____tokuho__000.shtml
住民投票で読み解く 米中間選挙 『宗教的保守後退せず』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061116/mng_____tokuho__000.shtml
入管難民法 改正1年半 入管、弁護士らシンポ
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061112/mng_____tokuho__000.shtml

 また朝鮮新報日本語版の記事より

〈担当記者座談会 06年朝鮮半島情勢を振り返る①〉 朝米関係
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/05/0605j1215-00001.htm
〈担当記者座談会 06年朝鮮半島情勢を振り返る②〉 北南関係
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/05/0605j1221-00001.htm
〈担当記者座談会 06年朝鮮半島情勢を振り返る③〉 総書記の活動
http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2006/05/0605j1223-00001.htm

 これより韓国の新聞社日本語版に目を通すところ。